相談事例2
ホットアイマスクの不具合解析
めぐリズムという商品が世の中にありますが、使い捨てのものであり、電動式のホットアイマスクを販売している所から依頼があり、大量生産していると不具合も多く、動作に不具合があったり、電池の制御に問題が無いか等を見て欲しいという不具合評価依頼でした。
中身を解体して確認すると簡単な制御のようでした。
マイコンと充電制御回路が入っているような状態であり、電池の保護回路はマイコンで制御している状況でした。
機器の操作もマイコンで制御され保護と統括されている設計の様子。
リチウムイオン電池の単セルでパウチ型の1Ah品で電池の種類は不明でしたが、充電制御と放電制御、過充電保護が入っているようでしたが、満充電後に使用出来ない不具合があり、電池から基板までの距離が長かったりと色々問題点がありそうな構成で組み込まれていた。海外で設計、生産しているという事でしたので色々問題があると感じた。
また、リチウムイオン電池製品を海外で作成して不具合が出た場合には海外へ解析依頼の為、返送するには色々輸送の問題もあり大変だという事。
リチウムイオン電池の輸送の手段は様々あるようだが、空輸、船便等でそれぞれ基準が決められている。
今回の単セル品や電池組込製品だと容量も少なく輸送はまだしやすい方ではあるがなかなか知らない人も多く、その手段についても相談を受けました。