焙煎機検討 つづき

前回のブログ更新からの続きですが、焙煎機を検討していもので最終的には200gの焙煎を行えたら良いと思い安価モデルを入手し、検討を行っていました。

前回のブログでは焙煎機の動作を解析しつつ、鍋で焙煎していた時と近いプロファイルで焙煎が可能かを検討を続けていました。
自動で200gの焙煎が出来れば、現在引き合いのある所へ焙煎豆を卸すには十分な状況ではありましたが、結論から言いますと、この焙煎機では200gで十分な焙煎が難しいという結果でした。

内容としては前回のブログの続きになりますが、庫内温度は豆が無い状況では良い感じで上昇するのですが、実際に豆を投入して焙煎を行った際の庫内温度を測定すると以下のグラフのようになりました。


前回のブログでの庫内温度からするとかなり低い温度を示していました。
実際に200gになるよう焙煎を行いましたが1ハゼで12分程、2ハゼで17分程という結果になり、求めている焙煎プロファイルで焙煎するには限界がある焙煎機という結果でした。

焙煎後の豆は以下になりますが、焙煎自体は綺麗な焼き加減にはなりますが、やはり時間がかかる為、香りや風味が損なわれている様子でした。

焼色は良い感じです。(深煎り)

以上の結果は余熱は2分という形で行いましたが、余熱を限界まで引き上げ、温度制御が働く限界までを調整して行いましたが、結果はそこまで変わらず1分程1ハゼ等が短縮するくらいで終わりました。

今回、安価な焙煎機が十分に使えるものであれば検討に入っていたのですが、
鍋で焙煎する方が美味しいという結果で幕引きとなりまた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です